さて、色々残念だった男・薄男のエピソードに登場しました、S氏とのエピソードを紹介したいと思います。
6歳年下のこの男とは、友達募集掲示板で知り合いました。登山サークル仲間を彼が募集しており、私がメッセージを送ったんです。
彼は当時24歳にしてバツ2、というとんでもない経歴の持ち主で…。
私と知り合った当時、彼は2番目の嫁と別れたばかりでした。この嫁がかなりのメンヘラ女で、彼のSNSに不正ログインして私の元へ「消えろブス」「二度と関わるなババア」などとメッセージが送られてきたこともありました…。
でも、彼自身はいいヤツなんですよ、本当に。
薄男との予定をわざわざ変更してまで行った登山。S氏と会うのは3回目だったのですが、珍しく真面目な話になったんですよね。
「結婚なんてするもんじゃないよ。オレさ、気の向くままに結婚して2回失敗しとるし(笑)どんどん欲がでるけえ、楽しいことしかしたくないしね」
「自分のためにお金も使えるって最高よ」
「いいじゃん、結婚せんでも。保険(オレらと遊べば良い)があるんじゃけえさ」
彼と話して、「もう、薄男はいいや」と思ってしまったんですよね。
彼は、私のことをババア扱いしてきます。
・年齢の話になると「30になると人生諦めるんよね?」「ちーちゃん、40歳かいね?」などと言ってくる。
・私が別の男子に虫よけスプレーをしてもらっていると、「それやると男も寄ってこんくなるよ」と言ってくる。
3回しか会ってないのに、ここまでいじってくる男はなかなかいないですよね(笑)まあ、それを許す私もどうかと思いますが…。
友人より「S氏に流されてない?」「信用しない方が良いと思う」との指摘も受けました。
確かに、結婚がどうでも良くなって生き方へのこだわりがなくなった分、周りに流されやすくなってはいるかもしれません。
はたから見ればフラフラしている不真面目人間なんでしょうが、不真面目なことは悪いことばかりではないと私は思います。
結婚することだけに固執してひたすら突っ走っていた昔とは違って、視野も広がって色々な意見を取り入れることができる。
やりたい放題にやっているように見えて、実は結構冷静な判断もできている気がするんですよね。
だから「何か違うな」「つまんねえな」と思ったらすぐに方向転換できる。
上手く行かなくても、とりあえずやってみれば良い。
そのときの気分によって柔軟な対応ができるんです。
「(薄男と)絶対付き合うと思ってたから驚いたけど、ちーちゃんらしい選択で良かったと思う」と言ってくれた友人もいました。
S氏とはその登山を最後に、1年以上会えていなくてサークルの活動もない状態なのですが…。
ちょくちょく連絡は取っているし、また会えると信じて気長に待とうと思います。
サークルのメンバーは、私以外全員男子です(笑)今後良い出会いがあるかもしれません♡
※「仁義なき婚活」にその他たくさんのエピソードを載せています
さて、今回のおススメ本は、こちらです!
著者の石井希尚さんは、結婚カウンセラー。
結婚の目的が「早く子どもを産むため」だとしたら、これほどの大間違いはない。
30代以降である程度の社会的立場を持っている男性たちは、「重くない女性」を探している。自分を助けてくれて、さらに仕事に打ち込めるようになれる相手(すなわち「男がいなくても幸せな女」)を求めている。
結婚するためには、婚活をやめること。婚活を一生懸命することに心を奪われ、実は結婚からどんどん遠ざかっている。「一人」の人生を充実させることの方が大切。やることがあって、生きがいを感じて生きているとその人は輝いている。そういう女性に男性は惹かれる。
好きな人と結婚してはいけない。「好き」が結婚の土台であるなら、その気持ちが失せてしまった時、その結婚生活を維持する理由も同時に消えてしまう。気持ちは変わり、冷静な判断力を失わせる。その人と結婚すべきかどうかの、気持ち以外の「判断基準」を持つことが大事。
などなど…ためになるアドバイスがたくさん!!!
薄男の記事で紹介した「10年婚活理論」と同様に、婚活に悩んでいる方にはぜひ読んでもらいたい一冊です。