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物足りなかった男

「出会いの年」だった2017年に街コンで知り合った1歳年下の男・徳井。

京都出身で、昔お笑い芸人を目指していたそう。お父さんが警察官とのことで賢そうで…。チュートリアルの徳井みたいな感じでした、イメージは。

彼と知り合ったのはカープコン。スタジアムで広島東洋カープの試合を観戦しながら男女で会話をする、というものでした。

カープコンでは私の隣に彼が座っており、とても盛り上がりました。話しやすく、好印象を持ったため連絡先を交換。トントン拍子で食事に行くことになります。

気を遣える人だなという印象を持ったんですよね。私が「寒い」と言うとお店の人に室温を調整するよう言ってくれたり、デザートを頼んだけどお腹いっぱいになって進まなくなった私に「無理せんでいいよ。オレが全然食べるから」と言ってくれたり。

その後2回会ったのですが、「何か物足りない」と感じて彼とは連絡を取らなくなってしまったのでした…

私の住んでいる岩国市にはカープの二軍球場があり、二人で試合を見に行ったことがあるのですが、アイツは私に何を話すわけでもなくただ真剣に試合を見ていたし、寝起きで来たとのことで寝巻き同然の服装で来たんですよね。

私はデートのつもりで来ているのに…。温度差を感じてしまったんですよ。

結局、私は恋愛がしたかったんですよね。ドキドキしたり、ときめきたかった。その相手として彼はふさわしくなかったんですよね。

ちなみに、カープコンに一緒に行った同い年の友人は、昨年結婚しました。7年前に知り合い、彼女もまた「結婚したい!!」と頑張っていました。本当に好きな相手と結婚できたそうで、「妥協せずに今まで待ってて本当に良かった」と言っていました。

2017年は、「女友達作り」も頑張りました。だからこそ合コンも開催できたんですよね。

今は疎遠になっている人が多いのですが。

10歳年上の友人は、7歳年下の元彼に再アタックして現在は結婚して関西におり、子育てをしているとのこと。

1歳年上の友人は、遠距離恋愛をしていた彼と昨年結婚し、約10年働いた職場を辞めて関東に引っ越しました。

4歳年上の友人は現在シングルマザー。先月3年ぶりに会ったのですが、会わない間に結婚、出産、離婚と経験した彼女は「お母さん」の顔になっていましたね~。

昨年は友人たちの結婚ラッシュでした。さて、次は誰が結婚するかな?

※その他のエピソードは「仁義なき婚活」にたくさん載せています!

仁義なき婚活【電子書籍】[ 西川千裕 ]

さて、今回のおススメ本は、こちらです!

オバさんになっても抱きしめたい [ 平安寿子 ]

28歳のアラサー女と、45歳のバブル女。同じ職場にいて、同じく婚活中だけど世代も性格も異なる2人のジェネレーション・バトルが描かれています。

アラサー女の「人との関わり合いの中で生きて行きたい。誰かに必要とされる自分でいたい。その方法が結婚して家庭を持つことだと思うから結婚したい」と思う半面、「親の期待とか、周囲の友達がどんどん結婚していくことで感じる劣等感とかのプレッシャーに負けて結婚していいのか?」と激しく反発する自分がいる…という部分はめちゃめちゃ分かるなあと読んでいて感じました。

また、バブル女の「四十半ばでシングルだと、どうしたってずっとこのままだと思われる。世間はそう見るし、実際、結婚相手の該当者が圧倒的に少ない。だが、”諦める”という言葉は私の辞書にはない。子どもを産むのは無理っぽいから、本当の意味での人生の伴侶を見つけたい」という部分もめちゃくちゃ共感できましたね。

私はバブル女にかなり近いなと読んでいて思いました。やたら元気で、楽観的。いつまでも女でいたい…など。私自身はアラサーですけどね(笑)

最近考えていることなのですが、この本を読んで、「40過ぎてからの婚活、アリだなあ」とさらに感じるようになりました。

まだまだやりたいことがたくさんあるし、まだチヤホヤされたいから一人の男じゃ満足できないし(笑)30代は独身ライフを満喫しようかなと思っています。

2人それぞれの葛藤にはすごく共感できたし、2人がいがみ合う様子が面白くてあっという間に読み終えてしまいました。独身女性にはぜひぜひ読んでもらいたい1冊です。


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