6年前、こんな出会いもありました。
街コンで知り合った2歳年下の大学院生。私は彼に対して好印象を持ったのですが、残念ながらカップリングはせず。
しかし街コン終了後、流れで彼ら大学院生の集団と飲みに行けることになり、連絡先も交換。
後日飲みに行きましたが、下心見え見えの態度に腹が立ち、その後彼と会うことはありませんでした。
発情期真っ盛りのサルみたいでしたねえ。
※彼との詳しいエピソードは、「仁義なき婚活」に詳しく載せています♡
さて、今回のおススメ本は、こちらです！
危険すぎた男でも、垣谷さんの本を紹介させてもらいました。
この本は、仕事も家も彼氏も失い、農業に目覚めたアラサー女子の物語。
主人公の久美子は、両親を亡くしており、身寄りがいません。コツコツと節約し、堅実に生きる真面目な女性です。
将来に不安を感じ、結婚すべきか悩む姿にはとても共感しました。
また、彼女は農業男子との婚活パーティーに参加しますが、その場面はすごくリアルでした。
「男性には繊細な気遣いを…」と主催者にくどくどとアドバイスされる。
結局人気男性は、賢さとか職業とか関係なく、「若くて可愛い女性」を選ぶという現実に直面し、いら立ちを覚える。
知り合った女性同士で2次会をし、愚痴を言い合うのもありがちなパターン（笑）
「農業男子」はすなわち「ほとんどの人が実家暮らしで、両親に助けてもらいながら生活している」わけですが、この本の中でこんなことが書かれていました。
人間誰しも強くて賢いわけじゃない。しっかりした誰かに頼って生きて行った方が安全だってこともある。別にそれは恥ずかしいことじゃない。
また、主人公・久美子の友人で農業男子と結婚することになった女性も、こんなことを言っていました。
親がバックについているやつなんか、嫉妬心もあってバカにしてきた。でも、いざ自分がその家族の一員になってみると、他人には批判されたくないと思うようになった。自分に都合のいいことばかり言うようでなんだけど、生き方は人それぞれだし、頑張れば頑張るほど報われるっていう世の中じゃないからね。家族が支え合ってもいいんじゃないかな。
私も、大学4年間以外はずっと実家暮らしなので、はっきり言って親には頼ってます（苦笑）
でも、そういう生活をしている人は、私だけではないんですよね。
1人じゃ何もできない男もそうだったし、最近知り合った男性たちからも「自分の姉は音大を出たけど就職せず、5年間ニートをしていた。それも実家ではなく1人暮らしをしていて、親が生活費を出していた。今は働いてはいるが親が仕送りはしている」とか、「自分の友達は、いい大学を出て就職したけどすぐに辞めて、10年近くニートをしている」とかいう話を聞きました。
周りから見れば「いい歳して自立していない人間」だと思いますが、100％頼っているわけではないし、そういう生き方があってもいいんじゃないでしょうかね。
あと、「しっかりした誰かに頼って生きて行った方が安全」という部分にも同感ですね。
私は誰かに頼らないと生活して行くことはできないので、結婚するかどうかは別として、いずれ頼る対象が「両親」から「男性」に変わると思います。
まあ、今も男性には頼っていますけどね…男性たちとの出会いがあるからこそ、毎日楽しく生活できているわけですからね。
だからもっと男性に優しくしないといけないんですよねえ、全然できてないけど（笑）
「33歳の女なんて賞味期限ぎりぎり」など、グサッとくる部分もありましたが（笑）「三十路すぎの女だって、人生まだまだこれから！」と勇気を与えてくれる1冊です。