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勝負を挑んだ男①

三十路女の反抗期が始まり、2023年1月~4月にかけて若い男と遊びまくっていた私ですが、傷つくことも多く、また、31歳になった途端に体の不調が増えて自分に自信がなくなり始めてきたこともあり、「本当にこれでいいのだろうか」と悩むようになりました。

当然、一生若い男と遊び続けるのは無理だし、飽きて来たし、疲れてもいましたから。

そんな中、1冊の本に出会いました。

いままで結婚しなくて正解だったと思える本 [ 恒吉 彩矢子 ]

著者の恒吉さんは、40歳を過ぎても独身、実家暮らしでした。

自分の幸せは「実家で家族仲良く暮らすこと」だったのですが、「せっかくの人生、もう少し変化があってもいいよね」と考えるようになり、結果、以前から知り合いだった男性に、交際ゼロ日でプロポーズされ電撃婚をしました。

「実家暮らしで現状に満足している」という部分が私と重なりました。また、読み進めて行くうちにグサグサっと突き刺さるフレーズがたくさんありました。

心の底から「結婚っていいよね!」という気持ちがないから、結婚したくないような相手しか、あなた自身が引き寄せていなかった。

結婚したからと言って、自由な時間がなくなるわけではないし、お金が自由に使えなくなるわけでもない。パートナーも1人の時間がほしいときもあるだろうから、そのときにやりたいことをやればいい。二人の方がやりくりが上手になるかもしれないし、パートナーが高給取りだってこともある。

この本に影響され、「人生で1度くらい、結婚してもいいんじゃないか」「結婚するなら早い方がいいんじゃないか」と思ってしまったんですよね、本当に一瞬でしたけど(笑)

そういう考えになっていく中で、唯一安定した関係を保てている相手がいました。

8歳年下の男・おもち。色白で丸顔で、おもちみたいなヤツでした。

私と同じ岩国市在住なので会いやすく、2023年2月に知り合ってから月2回程度のペースで会っていました。

彼はとても優しく、一緒にいて楽しい。正直、会うたびに彼のことが好きになっていたのですが、「セフレとして会っているのだから、その先を求めちゃいけない。のめり込んではいけない」と思っていたし、「いずれこの関係は終わるんだろうな」という虚しさもありました。

2023年4月、岩国市内で1人暮らしをしていた祖父が入院し、もう自宅に帰るのは難しいだろうという話になりました。

「家どうしようかねえ」という話になり…そこで私はひらめきました。

私が住めばよくない?そしたら、おもちに来てもらうことができるし。

私と彼は、お互い実家暮らしなので外でしか会えず、毎回彼に全額負担してもらっていたのも気になっていました。

でも、祖父の家の敷地内には叔父家族が住んでおり、安易に彼に来てもらえる環境ではないので、関係をはっきりさせる必要がある。

1度スイッチが入ったら、私の勢いは止まりません(笑)

最初に会った時に彼は、「世間体としても結婚した方がいいのではないかと思っている」とか、「1人暮らししたいと思って家を探したこともあるけど、彼女と同棲するとかタイミングがないと難しいよね」とか言ってたし。

上手くいかない可能性が高いけど、少しでも可能性があるなら賭けてみたい。

向き合うのは怖いし面倒臭いけど、それをしないと結婚できない。

よし。ここはいっちょ、腹くくるか。

というわけで、彼に気持ちをぶつけることにしました。

※その他たくさんのエピソードを「仁義なき婚活」に載せています♡

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