さて、勝負を挑んだ男①の続きです。
直接だと上手く伝えられる自信がなかったし、彼と会うのは少し先だったので、電話ですぐに伝えました。
とにかく私、思い立ったら即行動しちゃうんですよね。それが吉と出ることもあるし、凶と出ることもあるし…(苦笑)
祖父の家に私が住めば、家に来てもらうことができる。
もしそうなれば、関係をはっきりさせる必要がある。
私は、おもちのことが好きだし、結婚願望も出てきたので付き合いたいと思っている。
これらのことをしっかりと伝えた上で、「でも、プレッシャーには感じないでほしい。このままがいいって言うんだったらそれで良いし、付き合ってくれないならもう会わないって言ってるわけじゃない」とも言ったんですよね。
今思えば、そう言ってしまったのが間違いでしたね…。結局、傷つくのが怖くて保険をかけてしまったんですよね。
「関係をはっきりさせたい」と思った時点でもう後戻りはできないのだから、「付き合うか、終わりにするかどっちか選べ」と迫るべきでした。
彼は、「うん、分かったよ。ありがとう。また話そう」と答え、電話は終了しました。
そして迎えた当日。2023年のゴールデンウィーク中でした。私は、彼に何と言われるかドキドキしていたのですが…
もうね、今までとは明らかに態度が変わっていたんですよ。
いつもより無口だし、彼の方から何も話す様子がない。途中から寝始めるし…
「間違いなく、いい方向には転ばない」と私は早い段階で確信しました。
帰り際、「次はいつ会える?」と私が尋ねると、「今月忙しくてさー、次会うの野球(私が母の友人からカープ戦のチケットを2枚もらい、彼と行く約束をしていた)になるわ。あと、こないだ色々話してくれたこと、オレも考えたけど、このままで。ごめんね」とさらーっと言われたんですよね。
会っている段階から勘付いてはいたけど、直接言われるとへこみました…。
後日「こないだ言ったことは忘れて。考えてくれてありがとう。また野球でね」と連絡し、このままの関係を続けるつもりでいたのですが…
何か一気に冷めて、会うの面倒臭くなっちゃったんですよね。
結局カープ戦のチケットは友人に譲り、彼とその後会うことはありませんでした。
やっぱり、「結婚」というワードが重かったんでしょうね。所詮23歳のクソガキだった、というわけですね。
目覚めさせてくれた男・大瀬良のときは傷つくことが怖くて全く本音を言えず、とても後悔しました。
今回もやっぱり傷つくことが怖かったので、全力でぶつかっていくことはできませんでしたが、「好き」という気持ちを伝えられただけでも成長したかなあと思います。
やっぱり、身近な男でも述べたように、セフレからの逆転ホームランは超絶難易度が高い、というわけですね。
でも、すごく良い思い出になりました。楽しい時間をありがとう、おもち。
※その他たくさんのエピソードを「仁義なき婚活」に詳しく載せています♡
こうして、一瞬訪れた「結婚したい」欲もすぐに消え去りました(笑)
結局、今は結婚するタイミングではない、ということですね。
別に結婚しなくても、人生に変化をつけることはできるし。
祖父の家に住む理由もなくなったので、未だに実家に居座り続けている32歳です(笑)