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器の小さかった男

4年前、私は10歳年上の男・ジジ男と初対面にも関わらず大ゲンカをしました(笑)

アイツと知り合ったのは、「オンライン街コン」。当時は、コロナ禍でも出会いがほしい!!とあらゆる手段を試していました。

緊急事態宣言が明けたばかりの2020年5月に会ったのですが、些細なことでアイツが文句を言ってきたことに私がブチ切れ、店の外で大ゲンカをした、という…。

もちろん、私にも反省点はありましたが、アイツも器の小さい男でしたね…。

年上の男性が苦手なのは、完全にコイツとのエピソードがトラウマになっていることが原因です。(苦笑)

※ジジ男とのエピソードは、「仁義なき婚活」に詳しく載せています♡

仁義なき婚活【電子書籍】[ 西川千裕 ]

さて、今回のおススメ本は、こちらです!

受精卵ワールド【電子書籍】[ 本山聖子 ]

この物語の主人公は、不妊治療クリニックで「胚培養士」として働く32歳の女性・幸。

「胚培養士」とは、受精卵を扱い、ドクターの指導の下、体外受精・人工授精・顕微授精などの生殖補助医療を行う職業だそうです。

マッシュルーム男でも述べたように、私は子育てに興味はあります。けど、3年越しの男でも述べたように、色々なリスクを考えると「子どもが絶対ほしい」とは言えないし、もし妊娠したとしても「産む」という決断をするかは分からない。

でも、今の時代、4組に1組が不妊治療をし、14人に1人が体外受精で産まれている。

やっぱり、「結婚して子どもが欲しい」と考える人は多いんですよね。

特に女性はタイムリミットがあるから、焦ると思います。

でも、不妊治療はとても辛いしお金もかかると聞きます。

「子を持つ普通」がこの社会に根強く存在している。

いつだって人々を苦しめるのは、社会の中の「普通」である。

人は、子どもを持つことで幸せになるのではない。産んでも産まなくても、人生は輝く。

卵子の老化は必要。卵子が老化していくのは、ある意味母体を守るため。妊娠はとてつもないエネルギーを使う。産後も、女性の体には爆発的な変化が起こる。卵子が老化せず、何歳でも妊娠が可能になってしまったら、女性はもっと悩んで、心身ともに苦しむ。

など、この本を読んで改めて「妊娠・出産」について考えさせられました。

もちろん、「結婚して子どもを作る」ことが悪いとは全く思わない。むしろ尊敬します。

けど、それが「普通」ではない、ということ。結婚してもしなくても、子どもを産んでも産まなくても、人生を輝かせることはできるということです。

だから、もっと色々な人生の選択肢が受け入れられる世の中になってほしい。

私のようなヤツがいるから、未婚率が上がり、少子化も進むんですけどね…(苦笑)


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